おいしいと感じたとき、その気持ちはそのまま大切にしてください。もしもう少し言葉にするなら、どこをおいしいと思ったのかを、一つだけ足してみませんか。僕は中国茶をお伝えする中で、感じた違いを具体的な言葉にすることを、大切な学びにしたいと考えています。
項目を、少し分けてみる
香りが好きだったのか、口当たりが心地よかったのか、後味が印象に残ったのか。ひと言の中を分けるだけで、話せることが増えてきます。最初から全部を埋めなくても大丈夫です。自分がよくわかったところに、短い言葉を添えてみてください。
具体的な言葉で、人と話す
『香りがよかった』に加えて、『口に入れる前によく感じた』と書けば、相手も同じ場面に目を向けやすくなります。伝え方の目的は、難しく見せることではありません。どの一杯の、どの部分について話しているかを、近づけていくことだと思っています。
短い感想を、積み重ねる
一回で上手に表せなくても、次のお茶でまた試せます。『前と似ているけれど、こちらは後に残る感じが違う』。そんな言葉が出てきたら、比較の経験が一つ増えています。おいしいという実感に、次へつながるひと言を添える。それを、気軽に続けていただけたらうれしいです。
今日の一杯で、試してみる
飲んだ感想を『おいしい。特に、○○が好きだった』の二文にしてみてください。香り、口当たり、後味など、自分にわかったところを一つ入れるだけで、次に選ぶ手がかりが残ります。



