プーアル茶を評価するとき、僕は飲み込んだあとの時間を大切にしています。最初の香りや口に入れた瞬間の強さだけでなく、後に何が残り、どう変わっていくか。次の一口へ進む前に少し待つと、目を向けられるものが増えてきます。
余韻は、長さだけで語らない
飲んだあとに感じるものを、ここでは余韻と呼んでお話しします。どのくらい続くかに加えて、厚み、やわらかさ、変化の仕方なども、僕が見ている点です。単に強い印象が長く残ることと、自分が心地よく感じる余韻があることは、分けて書き留めてみてください。
僕が重視している評価の軸
余韻を特に重視するのは、僕自身が比較や買い付けを重ねる中で育ててきた判断軸です。業界のすべての人が同じ重みで評価している、という意味ではありません。何に注目して選んだのかを知っていただくことで、商品説明を読む手がかりにもなればと思っています。
今日の一杯で、ひと言残す
専門的な表現にする必要はありません。飲み終えてから、『後に残る感じがやわらかい』『最初より、後からの香りが好き』とひと言残すだけでも十分です。茶名と淹れた条件も一緒に書いておくと、次に飲むとき、同じ場所へもう一度目を向けられます。
今日の一杯で、試してみる
飲み終えたあと、すぐ次を注がず、今残っている印象をひと言書いてみましょう。長く残るかだけでなく、どんな感じで続くかを、ご自身にわかる言葉で残すことを試してみてください。



